「the ranunculus」 原曲:ハルトマンの妖怪少女 他人(ひと)の不幸を 嘲る声が 耳を閉じても 聞こえるせいで 君の居場所を 無くしてしまう そんな事実に 目を背けていた 君の雫は 静かに流れ もう私には 信じられない ことしかなくて 逃げ出していた 悲しむ君を ひとり置き去りに 地底に篭もる今でも あの日の記憶は消えない そこにあるはずのない温もりを 手のひらに感じていながら 心無くした私に 震える声で囁いた 鮮やかに光る君の心が 様々な色を見せながら 瞳閉ざして 気にしてないと 虚言を吐いた あの日の記憶 表情伏せた ままで笑った 君に涙を 見られぬようにして 恋しい想いが溢れぬ ようにと心閉ざした 最後 君が見せた笑顔の意味 今なら分かる気がするんだ 君は気付いていたんだね 私が嘘を吐いたと だけどそれを悟らせないように 微笑みながらコトバ紡ぐ 「貴女は魅力に満ちている。 だから笑顔を忘れないで。」 花に隠されたメッセージ 瞳閉じて心無くした現在も 君が残した想い 胸に…